iPhoneは、普通のアプリなら長押しして「Appを削除」をタップするだけで消せますが、なぜかSafariは削除できません。
使用を制限したいから消したい、または使わないから邪魔なので削除したい人も多いと思います。
今回は、
の順に分かりやすく解説していきます。
Safariアプリを完全削除する方法
Safariを削除する手順
iPhoneの設定アプリを開きます。
「スクリーンタイム」をタップします。
「スクリーンタイムをオンにする」をタップします。
画面下にもう一度「スクリーンタイムをオンにする」が出るのでタップします。
「これは自分用のiPhoneです」をタップします。
「コンテンツとプライバシーの制限」をONにしてから、「許可されたApp」をタップします。
開いた画面でSafariをオフ(白色)に設定すればSafariが完全削除されます。(※消えるまでに約5秒ぐらいかかります)
Safariが消えたか確認する方法
ホーム画面を右から左にスワイプして、一番右の画面「Appライブラリ」を開きます。
Appライブラリが開いたら、画面上部の検索窓で「safari」と検索します。(※大文字・小文字はどちらでもOKです)
safariが見つからなければ完全削除は成功しています。
Safariを完全削除から戻す手順
削除したSafariを戻したい時は、許可されたAppを開いてSafariをON(緑色)に戻してください。これだけでSafariが再表示されます。
Safariのアイコンをホーム画面から消す方法
完全削除ではなく、Safariのアイコンだけをホーム画面から削除したいだけの場合は、以下の手順で非表示にできます。
ホーム画面からSafariのアイコンを非表示にする手順
Safariのアイコンを長押しします。
「Appを削除」をタップします。(意味的にアプリ本体が削除されてしまうようなボタンですが、実際には アイコンだけが削除されます)
「ホーム画面から取り除く」をタップすれば、Safariアプリのアイコンだけがホーム画面から削除されます。
Safariの「完全削除」と「アイコンだけ消す」の違いは?
「完全削除」の特徴
①設定項目も完全に消える
完全削除すると、設定アプリ内のSafariの設定項目も消えます。
②Appライブラリから消える
完全削除の設定手順でも解説しましたが、AppライブラリからSafariのアプリ本体が消えます。
③リンクを開けなくなる
Chromeなどの他のブラウザアプリをインストールしないと、リンクを開けなくなります。
「アイコンだけ消す」の特徴
Appライブラリには残る
アイコンだけ消した場合は、SafariはAppライブラリには残るので、タップすればいつでも開けます。
リンクをタップすればSafariが起動する
Safariのアプリ本体はAppライブラリに残っているので、リンクをタップするとSafariが起動します。
Safariアプリの削除に関するQ&A
Q. 「Appを削除」を押してもアイコンしか削除されない理由は?
iPhoneには標準で搭載されているアプリがいくつかあり、その中にはSafariが含まれています。Safariは、iPhoneの機能と密接に連携しているため、ユーザーが意図せず削除してしまうことを防ぐために、完全な削除が制限されています。
大事なログインができなくなる
例えば、SNSのアカウントのパスワードを忘れた場合、パスワードをリセットするためのメールが届きます。そのメール内には新しいパスワードを設定するためのURLが記載されていることが多いですが、Safariが削除されていると、そのURLを開くことができません。
その結果、SNSにログインできなくなってしまいます。
このように、Safariは単なるウェブブラウザではなく、iPhoneの重要な機能の一部として設計されているため、他のアプリのように簡単には削除(アンインストール)できないようになっています。