Apple Musicのライブラリとダウンロードの違いを解説

Apple Musicで、曲の「・・・」をタップして表示されるメニューの中に「ライブラリに追加」と「ダウンロード」という項目があります。

この2つの操作は違いが分かりにくいと思いますので、例を挙げて分かりやすく解説していきます。

「ライブラリに追加」と「ダウンロード」の違い

この2つの操作は以下のように違います。

  • ライブラリに追加・・・自分の管理ページに曲を追加すること(マイページのようなもの)
  • ダウンロード・・・スマホに曲を保存すること。保存後は再生中に通信量が発生しなくなる
    ※事前に「ライブラリに追加」をしておく必要あり

図書館に置き換えると分かりやすいです

  • ライブラリに追加 ⇒ 本の貸出し手続き
  • ダウンロード ⇒ 本を家に持ち帰る

のように、図書館に置き換えると分かりやすいと思います。

図書館から本を持ち帰りたいなら、受付で貸出し手続きをして自分の所持品にする必要があります。

これと同じで、Apple Musicで曲をスマホにダウンロードして圏外などでも聴きたいなら、「ライブラリに追加」という操作をして自分の所持品にした上で「ダウンロード」をする必要があります。

ライブラリには追加して、ダウンロードはしない場合は?

ライブラリには追加したけどダウンロードはしない場合は、曲を再生中にずっと通信量(ギガ)が発生します。

図書館で例えるなら、貸出し手続きをしたのにそのままずっと図書館に残って読み続けているような状態です。

図書館で読み続けることも可能ですが、快適に家で読みたいなら「本を持ち帰る(ダウンロード)」という行動が必要になります。

同じように、Apple Musicでライブラリに追加後にずっと通信量を消費した状態で曲を聴くことも可能ですが、通信量を消費せずに快適に曲を聴きたいなら「ダウンロード」という操作が必要になります。

ここまでを簡単にまとめると

  1. 通信量を消費したくない・圏外などでも聴きたいなら曲のダウンロードが必要
  2. ダウンロードをするには事前に「ライブラリに追加」が必要

「ダウンロードを削除」と「ライブラリから削除」の違いは?

曲の削除時に選べる「ダウンロードを削除」「ライブラリから削除」は、

  • ダウンロードを削除・・・スマホから曲を削除。ライブラリには残る
  • ライブラリから削除・・・スマホ、ライブラリの両方から削除

という違いがあります。

図書館に例えると

  • ダウンロードを削除 ⇒ 本を図書館まで持ってきたけど返却手続きはまだしていない状態。まだ自分の所持品なので再度家に持ち帰ることも可能。
  • ライブラリから削除 ⇒ 図書館での返却手続き。本を返却してしまうので、家に持ち帰りたいなら貸出し手続き(ライブラリに追加)を再度する必要がある。

のようになります。

まとめ

まとめると、ライブラリというマイページのような場所に曲を追加しておいて、さらにスマホ本体に保存したいならダウンロードという操作もできるという流れになります。

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