X(Twitter)は、見たくない単語(ワード)を含む投稿をタイムライン・通知に表示しない「ミュートワード」の機能が存在します。
このミュートワードの機能には少しクセがあって、ミュートワードにキーワードを設定してもミュートされない場合があるため、その原因について解説していきます。
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X(Twitter)でミュートワードが効かない時の原因と対処法
原因①:ミュートワードを単語単位で設定できていない
ミュートワードは単語単位で設定する必要があります。
分かりやすくするために、まずは次の例をご覧ください。
例:「クリスマス」をミュートワードに設定した場合
- 「クリスマス」を含む投稿
→ミュートされる - 「メリークリスマス」を含む投稿
→ミュートされない
分かりにくいのは、②の「メリークリスマス」がミュートされない点だと思います。
X(Twitter)では、「クリスマス」と「メリークリスマス」は完全に別の単語として扱われます。
そのため、「メリークリスマス」の中に「クリスマス」という文字が含まれていても、別の単語として認識されるためミュートされません。
仮に「メリー」をミュートワードに設定した場合でも、「メリークリスマス」は別の単語として扱われるため、ミュートされない仕組みです。
対処法
「クリスマス」と「メリークリスマス」の2つをミュートワードに登録してください。
英語の場合も同様です。
例えば、「information」を含むツイートをミュートにしたい場合、「info」「mation」「in」をミュートワードに設定しただけではミュートされません。
必ず単語単位で完全一致する「information」を設定する必要があります。
原因②:ミュートワードが効かない画面を見ている
以下の画面は、現在のX(Twitter)の仕様ではミュートが効きません。
- 検索画面
- リスト画面
- トレンド画面
原因③:ミュートワードの対象の設定を間違えている
「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ミュートとブロック」→「ミュートするキーワード」から開けます。
キーワードごとにミュート対象を設定する必要があるので、間違えていないか確認してください。
特に「すべてのアカウント」の設定は忘れがちですが、フォローしているユーザーの投稿にもミュートワードを適用したい場合は、必ずこの設定を有効にする必要があります。
ミュート対象の「ホームタイムライン」および「通知」の設定も正しいか、もう一度確認してください。
原因④:外部サービスの引用元をミュートしようとしている
YouTubeやTikTok、ニュース記事などの外部サービスを引用したポストの場合、引用元の文字にはミュートワードは効きません。
この画像の場合、「BGM」「フリーBGM」がミュートワードに登録済みでも、引用元のYouTubeの説明欄の文字へのミュートの効果はありません。
対処法
引用元へのミュートが効かないので完璧な対処法は存在しませんが、頻繁に見たくないフレーズを含むツイートをする人をアカウントミュートしてしまうなどの対策はできます。
X(Twitter)のミュートワードが効かない問題の質問Q&A
Q1. ハッシュタグは「#」を付けてミュートワードしたほうがいい?
仕様では、ハッシュタグ(#)を付けずに単語をミュートワードに設定しておくと、『単語』と『#単語』の両方がミュートされるはずですが、なぜかハッシュタグ付きのものがミュートされない場合があります。
そのため、
- 単語
- #単語
の両方をミュートワードに設定しておくと、より確実です。
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